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 静岡女性史研究会が刊行してきた「しずおかの女たち」が第10集に達した。静岡に生きた女性の半生を聞き書きしてまとめており、1979年の第1集の刊行から40年が経つ。今回の刊行は3年ぶりだ。書き手も市井の女性たちで、10冊で取り上げた人や団体は100を超える。

 今年2月に刊行された第10集の特集は「私たちの現在を問う」。ウーマンリブや労働運動に取り組んできた人、満州移民、茶農家、漫画家……。12人の書き手がそれぞれの関心を持って話を聴く対象を探し、取材を重ねた。

 大石潤子さん(68)は1965年8月、県職員組合に婦人部を作った高島和子さん(83)にその歩みを聞き取った。産前産後8週間の休暇や、育児時間の確保のための制度拡充を求め、女性によるお茶くみや女性に出張を許可しないといった県庁の慣行の見直しを訴えた。67年に出産し、子育てをしながら働き続けた。大石さんも私立保育園の保育士として40年間働いた。「高島さんたちの活動があって保育や産休、育休、介護保険が実現してきたのだと、尊敬がわき上がってきた」と言う。

 大塚佐枝美さん(77)は昨年…

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