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 クラブ運営の根幹は、ホームゲームの興行である。収入の柱はチケット収入に加え、看板やユニホームの広告収入、グッズや飲食などの物販収入となる。エスパルスの総収入はJ1クラブでほぼ中位。トップグループを目指すためにはさらに収益を上げ、選手の人件費を押し上げる必要がある。そこで今季、ゴール裏にLED看板を導入し、「動く広告」として付加価値を高めるなど、協賛社数を増やす努力をしている。

 またチケットに関しては指定席エリアを広げ、全般的な値上げに踏み切った。しかし、10日に行われたルヴァンカップG大阪戦は、平日で天候に恵まれなかったとは言え、4158人と公式戦クラブ最少観客数を記録してしまった。チームの成績が影響したのかもしれない。開幕からリーグ戦6試合未勝利は2005年以来のクラブワーストタイ。14日にエコパスタジアムで行われた磐田との静岡ダービーを制し、7試合目にして今季リーグ初勝利を挙げた。プレッシャーのかかる大一番だったが、2―1での勝利には選手のみならず、我々クラブスタッフも安堵(あんど)した。

 ただ喜びもつかの間。20日から2週間でリーグ戦、カップ戦合わせて3連戦となる。ホームが続くと来場者は分散され、1試合あたりの来場者数は落ち込む傾向がある。ここからは我々フロントも勝負どころ。選手はピッチで勝利と感動を与えるために全力を尽くすが、我々フロントは様々な企画や新たなサービスを提供し、集客に尽力しなければいけない。(森谷理・清水エスパルス広報部長)

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