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 寒さの厳しい日光に春を告げる日光二荒山神社の例大祭「弥生祭」の宵祭りが16日、行われた。神橋を境に東西の計11町内が、ピンク色のアカヤシオの造花を前後に飾った花家体(はなやたい)を市内に繰り出した。今年は2社1寺が世界文化遺産に登録されて20年の節目で、平成最後の弥生祭とあって、花家体を引っ張る人たちの意気も高い。

 好天に恵まれた祭りのクライマックスは、朱塗りの神橋の上で、東西の町内代表が向かい合って行う手打ち式。花家体が囃子(はやし)を奏でながら橋近くに集結する。橋の上では、ご神体の男体山に遥拝(ようはい)。各町内の融和と発展を願いながら、「シャンシャンシャン、シャンシャンシャン、シャン」という3・3・1拍子の日光締めの音が響くと、観光客からも大きな拍手が起きた。(梶山天)