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 免震・制振用オイルダンパーの検査データ改ざんが相次いだことを受け、日本学術会議の土木工学・建築学委員会(委員長=米田雅子・慶大先導研究センター特任教授)は16日、第三者による抜き取り検査などの再発防止策を国土交通省に提言した。

 提言では、製品の性能確認を製造会社による自社検査に任せてきたことがデータ改ざん問題の根本的な要因であると指摘。その上で、▽第三者の試験施設を用いた抜き取り検査の実施▽共同利用を前提とした大型試験施設を保有する第三者検査機関の設置、などの再発防止策を挙げた。

 免震・制振用オイルダンパーをめぐっては昨年10月、油圧機器大手「KYB」や「川金ホールディングス」の子会社で、検査データの改ざんが相次いで発覚していた。