発祥の地で攻める松坂屋 反転へ商機と活気を追う戦略

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斉藤明美
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 名古屋発祥の松坂屋が、ご当地で攻めの姿勢を強めている。新店計画を打ち出すだけでなく、百貨店として国内最大級の売り場を誇る名古屋店で婦人服売り場を大幅に圧縮。節約にいそしみつつ、高額で良質なものを好む女性をターゲットにした売り場を作った。「改革」を主導したのは、女性社員だった。

 国内最大級の百貨店、松坂屋名古屋店の売り場面積は約8万7千平方メートルに達する。400年余り前、当地で呉服小間物問屋として創業した松坂屋の旗艦店。その店で、2007年からの10年間で売り上げを2割減らした部門がある。婦人服と身の回り品だ。

 「女性の買い物需要を取り込めていない」。大丸松坂屋百貨店営業推進部の飛永真寿美さん(38)が南館2階(ヤング向け婦人服)の改装を命じられたのは、17年秋のことだった。名古屋で働き、暮らす女性の求めるものは何か。仕事や生活に対する女性の考えの変化を売り場に反映させるべきだ。そんな問題意識を持って、飛永さんら女性社員5人が検討を始めた。

■ターゲットは「隠れヨクバリ…

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