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 肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(Tレックス)の子どもと見られる貴重な化石が、米ネット競売サイトに出品され物議を醸している。個人の所有物だが、直前まで博物館で展示されていたことを「売り」にしている。専門家からは「科学の権威を金もうけに利用した」との批判が上がっている。

 「おそらく唯一の若い(赤ちゃんの)Tレックスの化石」295万ドル(約3億3千万円)――。化石は、世界最大のネット競売サイト「イーベイ」に、所有者の化石コレクターの男性が古い金貨などを扱う古物商を通じて出品。博物館での展示写真も添えられている。

 2013年に米西部モンタナ州で、出品した男性が発見。カンザス大学自然史博物館に貸し出され、研究に使われるとともに1年以上にわたり展示されていた。米サイエンス誌によると6800万年前のもの。北米ではこれまでも小型のTレックスに似た化石が見つかっており、古生物学者の間で単に子どもなのか、ナノティラヌスと呼ばれる別の小型種なのか議論が残る。この謎を解き明かす貴重な資料だという。

 出品を受けて博物館は「個人所…

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