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 アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)は4月から、スマートフォンをかざすと魚や動物の名前や特徴が分かるAI(人工知能)図鑑アプリ「リンネレンズ」を手がけたアプリ開発会社「リンネ」とコラボし、図鑑の登録などを無料にする取り組みを始めた。

 このアプリをダウンロードしたスマホを水槽を泳ぐ魚にかざすと、画面に表示される映像に魚の名前と、どの程度の一致率かについて「○○%」と表示された。映像をもとにAIが種類を判断するため、魚の動きが速かったり水槽が暗かったりすると、認識出来ないこともあるという。ほかにも、魚の解説を読めたり、見た魚を図鑑に登録したりすることもできる。

 魚や動物の名前などがわかるこのアプリは本来、生物を無料で登録できるのは1日10種まで。それ以上は課金が必要だ。そこで、同水族館がリンネとコラボすることで今年度いっぱいは無料で登録し放題にした。アプリは英語にも対応しており、今後は中国語や韓国語などにも対応予定だ。

 導入の狙いは、外国人観光客向けの案内の充実だ。同館は2015年からの3年間で外国人の入館者が約70%増えており、春の観光シーズンを前にサービスの充実を図った。同館の担当者は「言葉の壁をなくし、皆さんが魚に興味を持つ入り口になればうれしい」。(松岡大将)

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