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 殺生を戒める仏教の思想に基づき、捕らえた生き物を放して供養する「放生会(ほうじょうえ)」が17日、奈良市の興福寺であった。参拝客らは約2千匹の金魚を近くの猿沢池に放流した。

 南円堂の隣の一言観音堂で多川俊映貫首(しゅんえいかんす、住職)らが約40分間の法要を営んだ後、参拝客らは猿沢池へ。般若心経を唱え、手元のおけから金魚を放した。

 奈良県香芝市真美ケ丘7丁目の日下部真紀さん(47)と遥香さん(19)親子は、初めて参加した。遥香さんは「思ったより勢いよく放していたので、びっくりしました」。真紀さんは「自宅で金魚を飼っているので、あの子たちも放してあげないといけないかな、と思ってしまいました」と話した。(高橋杏璃)