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 県内外の人の出入りが活発となる黄金週間を前に、県は17日、「口蹄疫(こうていえき)・豚(とん)コレラ等防疫対策会議」を開いた。岐阜、愛知など5府県で相次いで豚コレラの感染が確認されたことを受け、県庁に集まった畜産関係者ら約50人に注意を呼びかけた。

 豚コレラはブタやイノシシに感染し、発熱などの症状がある。会議で県は、昨秋に岐阜県の養豚場で感染が確認されてから17日までに20の事例があったことを周知。発生した農場では、出入りする車両の消毒が適切でなかったり、豚舎ごとに専用の長靴を使用していなかったりしたことが要因の一つとして考えられることなどを説明した。

 県によると、県内の豚の飼養頭数は約127万頭(2018年2月現在)で全国一。渡辺洋一郎・県家畜防疫対策監は「もし県内に入れば経済的な打撃は非常に大きい。関係者で協力して守っていかなければならない」と話した。(野崎智也)