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 大阪府泉南市は17日、沿岸部に計画した市営りんくう公園(約19ヘクタール)の整備に向け、大和リース(本社・大阪市)を代表とするグループと30年間の事業契約を結んだと発表した。大和側が23億円を投じて合宿所や温泉・スポーツ・キャンプ施設や飲食店などを整備し、来年4月に開業する。

 関西空港対岸のりんくうタウンは1996年にまちびらきをしたが、事業主体の府の財政難もあって泉南市域の公園計画は手つかずのままだった。会見した竹中勇人市長は「国内外から多くの観光客を迎え入れ、街のにぎわいにつなげたい」と述べた。

 市が府から公園部分を無償で借り、施設整備や運営の経費は大和側が負担する「PFI方式」。大和側は既存の海水浴場も含めて年200万人の集客と13億円の年商を見込む。

 大和リースの田村謙二・大阪本店長は「時代に即したハード整備と、地域に根ざしたイベントをこつこつと続け、関西全体から人が来てもらえる公園にしたい」と抱負を述べた。(加戸靖史)