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 「手に職をつけて就職を」の傾向が強かった工業高校で、難関大学への進学を目指す動きが出ている。製造業が強い東海地方では豊富な就職先があるが、豊かな知識や発想も育める大学へのルートを示すことで、生徒らの将来の選択肢を広げる狙いがある。

新設工業高、進学も就職も好調

 京都大1人、名古屋大1人、名古屋工業大2人……。2016年開学の愛知総合工科高校(名古屋市千種区)は今春、初の卒業生を出し、国公立大16人、私立大59人の計75人が大学に進学した。より高い技能を学ぶ専攻科や専門学校への進学をあわせると計157人が進学。就職も191人が確定しており、求人倍率は9・8倍。進学も就職も好成績だった。

 大島隆二教頭(54)=3月末で異動=は「技能から知識まで、工業高校から大学へ、という特別な工業高校を目指す。『就職でも良いが、子どもの可能性を広げて大学進学も』と考える保護者のニーズに応えたい」と胸を張る。入学後半年間は全員が旋盤を回す実習などに取り組み、ものづくりの基礎を学ぶが、普通科高校のように一般科目の授業もある。難関大学に合格した生徒らは「物理が抜群にできる」などの特徴があったといい、大学進学を勧めた教諭らが、独自教材を準備して補習し、受験に備えた。開学時は「旋盤を回せる東大生を」とうたっていたが、初の卒業生で「旋盤を回せる京大生」を誕生させた。

 「ロボットを作りたいと思って…

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