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 21日に投開票される衆院沖縄3区補選。2人の候補者が共に訴えるのが「やんばる」と呼ばれる本島北部の観光振興だ。選挙区内にある本部町(もとぶちょう)は、沖縄を代表する観光地となり、ホテルが次々と建つ。その一方、町を支えてきた漁業や農業は衰退の一途をたどる。産業構造の急激な変化を懸念する声も出ている。

 3月下旬、コーヒーチェーン「スターバックス」が本部町内に開店した。2002年に開館し、入館者数が増え続けている「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」のすぐそばで、やんばるでは初出店だ。フードコートや土産店が入った商業施設内で、店内からは海が見渡せる。観光客や地元の若者の車で、駐車場はほぼ満杯だった。

 人口約1万3千人の本部町は、観光特需に沸き続ける。町によると、昨年度、町内を訪れた観光客は約500万人で、20年前の約3倍に増えた。町観光協会に登録するホテルや民宿は46軒。水族館近くに今春、約100室のコンドミニアムが開業。橋でつながる瀬底(せそこ)島には来春に約300室のリゾートホテルができる。

 13日には那覇市と本部町を結ぶ民間の高速船の運航も始まった。町も、国の補助金を受け、リゾート産業の振興や道路整備に力を入れる。町観光協会長の当山清博さん(68)は「今やすっかり観光の町になった。崩壊しないバブルであってほしい」と話す。

 補選で立候補した無所属新顔の屋良朝博氏(56)は路面電車の構想、自民新顔の島尻安伊子氏(54)は大型クルーズ船誘致のための港整備をそれぞれ掲げ、「観光でやんばるの発展を」と訴える。

 一方、本部町はカツオ漁やサト…

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