[PR]

 年間数百万台の中古車を取り扱うとされる自動車部品のリサイクル業界。シーパーツ(山口県岩国市)は後発組ながら、ITを積極的に活用して攻めの経営を続ける。そのチャレンジ精神は業務の効率化だけでなく、海外への販路の拡大にもつながっている。

 ロボットアームの先端に取り付けられた4本のツメが、タイヤのホイールの隙間に入ると、約20キロあるタイヤが軽々と持ち上がった。その後、タイヤを回転させ、ホイールが取り外されるまで2分足らず。流れるような作業だった。

 シーパーツが2014年に開発した、全長3メートル以上あるアーム型ロボット「ロボチェンジャー」。タイヤを傷つけずにホイールを取り外す一連の動きは、独自開発したプログラミングによるものだ。「タイヤを持ち上げる角度や、ゴムを外すときの回転速度は手作業の感覚を生かした。企業秘密の技術です」。吉川日生社長(61)が教えてくれた。

 タイヤからホイールを脱着する…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら