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 JR長浜駅東口前の再開発ビル「えきまちテラス長浜」内の物販店「えきまちマルシェ」が25日、赤字を理由に閉店する。店を運営する長浜市の第三セクター「えきまち長浜株式会社」が18日、発表した。駅前のにぎわいを取り戻そうと2017年7月にビル完成とともにオープンしたが、わずか2年弱で幕を閉じる。

 市副市長の大塚義之社長によると、同社はビル内でテナントと駐車場・駐輪場、直営店の3事業を展開。しかし2017、18年度とも6400万円ずつ赤字を出した。両年度とも、「マルシェ」の赤字が約60%を占めているという。

 同社は昨年2月、小売り大手、イオンの元執行役員をCEO(最高経営責任者)に迎え、商品の見直しなどテコ入れを図った。売り上げが2・5倍に増えたが、リニューアルの結果、人件費や光熱費、仕入れ価格が増大し、赤字の解消にはつながらなかった。

 大塚社長によると、「マルシェ」の閉店などで赤字幅を減らし、当面は長浜市の観光などの情報発信の場などとして運営する予定。(田中昭宏)