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 静岡芸術劇場の開館20周年記念式典が18日、静岡市駿河区東静岡2丁目の同劇場であった。県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督宮城聰さん(60)がフランスの芸術文化勲章シュヴァリエを受けた。

 ローラン・ピック駐日フランス大使は、「2人1役」で身体と言語の演者を分ける宮城さん独自の演出手法に触れ、「文楽や歌舞伎にも影響を受けつつ、西洋の古典を独創的に発信した」と高く評価した。

 宮城さんは左胸に勲章を着け、「世界が狭量になり、少しの違いで排除するようになっていくことがとても心配。演劇という我々の仕事が、世界の寛容に寄与できるならうれしい」とあいさつした。(阿久沢悦子)