イェルク・デームスさん(ウィーンのピアニスト)が16日、ウィーンで死去、90歳。

 28年オーストリア生まれ。14歳でピアニストとしてデビューし、指揮と作曲にも才能を発揮した。フリードリヒ・グルダ、パウル・バドゥラスコダとともに「ウィーンの三羽烏(がらす)」と呼ばれ、とりわけベートーベンやシューマンなどドイツ音楽での叙情性あふれる演奏に定評があった。エリーザベト・シュバルツコップやディートリヒ・フィッシャーディースカウら名歌手の伴奏者としても知られた。大の親日家で、東日本大震災直後もツアーで来日。昨年末まで、毎年のように来日公演を開いていた。