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 JR東海は18日、東海道新幹線「のぞみ」の運転本数を、現行の1時間あたり最大10本から12本に増やすと発表した。来春のダイヤ改定で実施する。車両更新で全列車の最高速度が285キロに統一されるためで、12本すべてが東京―新大阪間を2時間半以内で結ぶ。

 現在、「ひかり」と「こだま」を含めた最大運転本数は1時間あたり15本で、のぞみ10本、ひかり2本、こだま3本のダイヤとなっている。新ダイヤは全体を17本にしてのぞみを2本増発。ひかりとこだまの本数は変更しない予定だ。

 JR東海によると、東海道新幹線を走る車両のうち、最高速度270キロの「700系」が2019年度末までに引退。全列車が同285キロの「N700A」に統一される。さらに、自動列車制御装置(ATC)の改良などにより増発が可能になったという。

 東京―新大阪間の所要時間も短縮。現在はのぞみ10本中7本は2時間33分~同37分かかっているが、新ダイヤでは12本すべてが2時間半以内となる。最速の2時間22分は変わらない。

 のぞみは速達タイプの列車として1992年に登場。当初は毎時1~3本だったが、2003年の新幹線品川駅開業を機に7本に増え、「のぞみ中心ダイヤ」に切り替わった。現行の10本運転は14年から。(細沢礼輝)