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 日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づいて来日し、山形市の特別養護老人ホーム「ながまち荘」で働くインドネシア人男性が介護福祉士試験を突破、正規職員として採用された。県によると、EPAで受け入れた外国人の合格は6年ぶり2人目という。

 突破したのアンガルスマヘンドラさん(28)。母国の大学を卒業、病院の看護実習生を経て、2015年度に来日した。ながまち荘で介護の経験を3年積み、今年1月の試験に挑戦、見事合格した。EPAで来日した外国人の同試験の合格率は約50%という。

 アンガルスマヘンドラさんは「夜勤明けの休日などを使って勉強してきたので、受かったと聞いてとてもうれしかった。もっと介護のスキルを上げ、山形で働きながら、大学の後輩や友人を呼びたい」と、流暢(りゅうちょう)な日本語で話す。

 ながまち荘では介護福祉士候補者として、現在6人のインドネシア人を受け入れている。岩崎勝也・管理課長は「介護現場は日本人だけでは支えきれない。(4月に解禁された)特定技能外国人の導入も視野に、日本語学習や生活の支援態勢を整えていきたい」と話している。(星乃勇介)