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 熊本県長洲町の県道の工事現場で19日、地元の四つの幼稚園と保育園の園児約170人が、完成間近の道路をキャンバスに見立てて、くまモンや町のゆるキャラ・ふれきんちゃんなどを描いた。子どもたちに建設工事を身近に感じてもらおうと、施工業者が企画した。

 5月末に完成予定の国道501号と国道389号を結ぶ県道バイパス(1・3キロ)で、JR鹿児島線をまたぐ陸橋の仕上げ舗装前の道路(幅8メートル、長さ32メートル)。子どもたちは7色のチョークを使って、思い思いに描いていった。道路が完成すると、絵は舗装の下に隠れる。お絵かきに先立って、開通前の道路を歩いたり、工事用の大型機械を見学したりして、工事現場を体感していた。

 チョークを顔に付けた園児たちは「楽しかった」「星を描いた」などと笑顔を見せた。企画した興亜建設工業(長洲町)の末吉大吉専務は「初めての試みで不安もあったが、子どもたちが喜んでくれてよかった」と話した。(尾立史仁)