「子連れ狼(おおかみ)」など数多くのヒット作を生み出した漫画原作者の小池一夫(こいけ・かずお、本名・俵谷星舟=たわらや・せいしゅう)さんが17日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。82歳だった。葬儀は近親者で行った。

 1936年、秋田県生まれ。中央大法学部を卒業後、時代小説家の山手樹一郎さんに師事し、漫画「ゴルゴ13」のさいとう・プロダクションで脚本を手がける。漫画原作者として独立後、70年代に週刊漫画アクションで連載された「子連れ狼」は映画やドラマにもなった。時代劇のほか、性的、暴力的要素がある作品などで青年漫画誌を中心に活躍。代表作に「弐十手物語」「修羅雪姫」「首斬り朝」など。小説や脚本なども手がけた。

 後進の育成にも積極的に取り組み、77年設立の「小池一夫劇画村塾」からは漫画家の高橋留美子さん、原哲夫さん、ゲームデザイナーの堀井雄二さんら多数のクリエーターが輩出した。大阪芸大教授も務めた。