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 乾燥する春。4月17日に中国東北部の瀋陽郊外にある行楽地・棋盤山で山火事が発生した。燃え広がる炎の映像が全国ニュースで駆けめぐるなか、現場へ向かった。

 災害時はデマもめぐる。ネットには「近くの動物園の動物が次々焼死」との情報が出回った。火災現場近くの村に着く頃には「火事を起こした男を拘束」と名前が流れ始め、すぐ「無関係」と打ち消された。

 村では「山にミサイルを撃った」という話が聞こえてきた。爆音が響いたらしい。さほど関心を払わなかったが、ほどなく雨が降り始めた。中国では、雲の中に氷を生じさせて雨を降らせるため、ヨウ化銀を詰めたロケット弾を撃つことがある。村人は消火用とみて、「やっと降った」「さっき撃ったから」と言い、ネットでも「人工降雨だ」との書き込みが広がった。

 山火事の発生から雨が降るまで…

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