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 浜松市議会(定数46)の会派「自民党浜松」が、2005年の合併以降では初めて、単独過半数を占めることになった。同会派は、市議選で当選した公認や無所属計24人で構成する5月1日付の会派結成届を、19日に議会事務局に出した。改選前の最大20人より4人多い。会派幹部によると鈴木康友市長に近い議員の中に当初は別会派を模索する考えもあったが、広がらなかった。

 自民党主流派と対立してきた鈴木市長はより厳しい立場になるが、自民党内も行政区再編などの見解は異なったまま。「今後は採決の際の党議拘束を含め、我々の会派の中での意見調整が重要性を増す」と留任した戸田誠幹事長(3期)は言う。会長は波多野亘議員(5期)が務める。

 一方、鈴木市長系の会派は模索中だ。改選前は最大9人だった「創造浜松」系の当選者は5人で、第2会派から転落。同数の6人を維持した連合静岡推薦議員らの「市民クラブ」との合体や名称変更などを含め、会派届の締め切りの来月7日まで調整を続ける。

 鈴木市長に理解を示してきた公明党会派は、同数の5人を維持。自民党とともに鈴木市長に反対することが多かった共産党は4人で1人減る。(大島具視)