皇太子時代の1988年に天皇陛下が種をまいたカリンの並ぶ、香川県まんのう町神野のかりん会館近くの町道脇に、30周年を祝う記念碑が建ち、19日に除幕式があった。

 天皇、皇后両陛下は、同町で開かれた全国植樹祭の際、町木カリンの種を施設内でまいた。その後、町道脇に植え替えられたカリンは約750メートル続く並木に育ち、遊歩道もある。記念碑は有志が費用を出し、庵治石製で高さ約2メートル。裏面には種をまく両陛下の写真パネルをはめこんだ。

 当時、「カリンで町を盛り上げたい」と種まきを東宮御所に要望した篠原政行さん(84)は「せっかく頂いたご縁。町民には、時代がかわっても大切にしてほしい」と話した。(福井万穂)