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 本拠NACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮区)での試合後、観戦客にゴミ拾いをしながら帰ってもらう。そんな取り組みを、サッカーJ2の大宮アルディージャが今月から始めた。クラブと地域の連携をこれまで以上に重視し、地元に貢献しようという狙いだ。

 クラブが2004年から継続する活動「大宮クリーン大作戦」の一環。これまでは主にクラブのスタッフらで定期的に大宮駅周辺の清掃活動に取り組み、16シーズンで計400回近く実施してきた。

 その役割を、これからはホーム戦の観戦客にも担ってもらうことにした。試合後の出口で、希望者にゴミ拾い用のトングやポリ袋などを貸し出し、大宮駅までの約2キロの帰り道にゴミを拾いながら歩いてもらう。貸し出した道具は、駅東口でスタッフが回収する。

 初回となった14日の「出発式」では、森正志社長(56)が参加者に向けて「回数を重ね、この輪を広げていきたい。皆さんの力を貸してください」とあいさつ。参加した埼玉県吉川市のパート目黒信也さん(40)は「試合開催日は休日なのでやりやすい。大宮が好きなので貢献したい」と話した。(山口啓太)