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 国道166号でつながる奈良県宇陀市と東吉野村、三重県松阪市は19日、交流人口の拡大をめざす観光交流連携協定を結んだ。国道166号は奈良側で「伊勢街道」、三重側では「和歌山街道」と呼ばれる。3市村は広域ルートマップ作成、沿道の観光資源や道の駅の紹介、移住・定住に関する情報提供などで協力する。

 協定を提案したのは松阪市。市西部の飯南・飯高地域で過疎化が著しく、観光振興を模索していた。県境を越えて連携することで、相乗効果を期待できると協定を提案。同じ事情を抱える奈良側が応じた。

 この日、東吉野村役場に関係者が集まり、協定書を交わした。松阪市の竹上真人市長は「国道には単車や自転車の旅行客も多いのに、観光面で県境を越えた連携が少なくてもったいないと感じていた。伊勢と奈良との人の流れをもっと大きくしたい」とあいさつした。

 宇陀市の高見省次市長も「歴史遺産も豊かで、国内外にPRして3市村のつながりを充実させたい」、東吉野村の水本実村長は「交流が活発になるよう期待している」と述べた。(福田純也)