拡大する写真・図版 観光客の前に現れた親子とみられるサル(2019年4月4日、京都市東山区、読者提供)

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 京都市の観光名所の周辺で、サルの被害が相次いでいる。2月以降、30人がかまれたり、ひっかかれたりした。外国人観光客の被害が多いという。人の多い観光地なので麻酔銃は使えず、市職員が連休中も巡回して注意を呼びかけている。

 4月4日、南禅寺(左京区)近くの歩道で、旅行中のスウェーデン人の女児(10)がふくらはぎをかまれた。近づいてきた子ザルを見ていた時、親とみられるサルが襲ってきたという。

 4月15日には伏見区深草車阪町の路上で、通行人の男性(38)が、足にしがみついてきたサルに威嚇された。近所の女性は「2月から頻繁に見かける。人を怖がらないし、子ザルはやんちゃ。近づかないようにしている」という。

 京都市によると、千本鳥居で知られる伏見稲荷大社(伏見区)で2月14日に観光客がかまれて以降、4月18日までに30人が被害に遭った。半数以上は外国人観光客で、子ザルに餌をあげたり写真を撮ろうとしたりして、親らしきサルにかまれたケースが多い。

 被害現場は南北5キロ、東西2キロほどの範囲に集中している。京都市の担当者は、京都盆地に連なる東山三十六峰の山々を同じ親子が行き来したとみている。

 京都府警と京都市は4月以降、…

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