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 スギやヒノキなどの人工林は今後、再造林のために苗木の需要が高まると見込まれているが、林業を取り巻く環境は厳しい。作業の負担を減らすため、発芽能力がある種子を効率良く選んだり、育苗を機械化に適応させたりする技術の開発が進められている。

 戦後間もなく植えられた国内の人工林の多くは現在、伐採期を迎えている。昨年策定された全国森林計画では、伐採した跡地に森林を回復させるため、今後15年間に年平均約7万ヘクタールの再造林を見込んでいる。だが、林業従事者の減少や木材価格の低迷など厳しい状況の中で再造林を進めるには効率化が欠かせない。

 課題の一つは、種子が芽を出す割合(発芽率)だ。スギやヒノキの発芽率は1~3割程度で、種の多くはまいても芽を出さず、手間や場所に無駄が生じている。

 スギなどで発芽能力がある種子(充実種子)は、内部に栄養分となる貯蔵脂質が白く詰まっている。この有無がわかれば、充実種子の選別に生かせるが、観察のために種子を切り開くと育たなくなるため、切らずに種子の中を調べる技術が求められていた。

 九州大や住友林業、森林総合研…

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