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 奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西1丁目)で、デザインが優れた図書を集めた「世界のブックデザイン」展が開かれている。国内外のコンクールで評価された本など約200点が展示されている。

 展示品の一つがスイスの研究書「郷土、手仕事、日常的なるもののユートピア」。毎年ドイツで催される「世界で最も美しい本コンクール」で最優秀賞にあたる「金の活字賞」を受賞した。重厚な表紙と、広く行間をとった文章と画像の配置が特徴だ。図書・公文書課長の乾聡一郎さん(57)は「ブックデザインは表紙だけではなく、中のレイアウトも総合的に評価したものなんです」と話す。

 「日本相撲協会 相撲博物館コレクション大相撲錦絵」は昨年の造本装幀コンクールで日本印刷産業連合会長賞を受賞した。B2サイズの大きな紙がたこ糸でしっかりとじられ、製本技術の高さがよくわかるという。「本は読んでなんぼというものですが、眺めたり触ったりしてデザインのおもしろさをじっくり味わってもらえたら」と乾さん。

 5月30日まで。今月26日と5月7日、月曜は休館(今月29日、5月6日は開館)。問い合わせは県立図書情報館(0742・34・2111)。(佐藤栞)