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 子ども間の性被害・性加害が、様々な児童福祉施設で広く起きていることが初めての厚生労働省の調査で明らかになった。本来は虐待などの理由で親と暮らせない子どもたちをきちんと保護・養育しなければならない場所で、安心・安全が脅かされている。改善しようと各地で模索が始まっている。

 東日本のある児童養護施設では、毎月1回、入所する子どもにひとりずつ聞き取り調査をしている。

 うれしかったこと、いやだったことのほか、暴力や暴言について自分がしたこと、されたこと、目撃したことなどを聞く。それを一覧表にして、職員の代表、地元の小・中学校の教員、児童相談所の職員など約10人の会議に報告し、対応を協議する。

 昨春の会議では、低学年の小学生たちがかくれんぼをしながら、下着を脱いで性器を見せ合ったり、触り合ったりしていることなどが報告された。男子と男子、女子と女子、男子と女子の間で起こっていた。職員は「外遊びのときに職員を増やした。入浴のときに職員が性器は見たり見せたりしたらいけないことを教えている」とその後の対応を説明した。

 「小学1、2年ぐらいだとかわ…

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