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 兵庫県姫路市太市中の桜山公園で20日、恒例の「たけのこ祭り」が催された。「姿は山城(京都)、味は太市」と称される名産地。新鮮な「旬の味」が市価の半値ほどで手に入るとあって、100人以上が販売開始前から列をつくった。

 太市筍(たけのこ)組合(約260人)によると、今季は「裏年」にあたるうえ、昨夏の少雨や台風などが響いて出来が悪く、出荷量は例年の半分ほどを見込む。篠本忠美・副組合長(76)は「それでも味は例年通り天下一品。アクが少なく柔らかいですよ」と売り込んだ。

 この日は「朝掘り」を1トン強用意。品薄のため1人1袋(3キロ、2千円)限定で販売した。また、タケノコを使ったフランス料理風創作料理や天ぷらの試食も楽しめた。主催した地元自治会長の梅元義昭さん(77)は「京都産に負けない『日本一の味』をもっと浸透させ、地域の活性化につなげたい」と話した。(中村尚徳)