三重)雪斎の画業たどる展覧会 県立美術館で始まる

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小林裕子
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 伊勢国長島藩主・増山雪斎(ましやま・せっさい、1754~1819)の画業をたどる展覧会(朝日新聞社など主催)が20日、津市大谷町の三重県立美術館で始まった。文人大名として知られた雪斎。特に秀でた絵画の才能は、「殿様芸」の域を超えている。

 没後200年を記念する企画展。初公開作品のほか、雪斎の多彩な交友関係から生まれた作品など125点(展示替えあり)を出品する。

 雪斎は江戸の藩邸で生まれ、1776年に伊勢国長島藩二万石を継いで第五代藩主となった。「雪斎」は号で、正式な名前は正賢(まさかた)。藩政のかたわら、写実的で華麗な色彩が特徴の南蘋風(なんぴんふう)の絵画や水墨画、小さな生き物たちの特徴を捉えた花鳥画「黄蜀葵(とろろあおい)に翡翠図(かわせみず)」など幅広い画風の作品を数多く残した。

 特に目を引くのは、チョウや…

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