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 青森県むつ市の「芦崎湾の潮干狩り」が20日あり、約1800人が干潟に出てアサリ採りに熱中した。入場料大人1600円を払えば取り放題で、約30キロ採った人もいるという。

 一帯には海上自衛隊大湊基地があり、一般の人が潮干狩りを楽しめるのは毎年4月の大潮の前後の1日だけとあって、楽しみにしている人が多い。実行委員会事務局を務めるむつ市漁協によると、1878(明治11)年から続く伝統行事で、旧海軍時代は、住民に潮干狩りを楽しんでもらうため軍が艦船を出して干潟まで運んだこともあったという。

 5歳の孫を連れてきた同市緑町の秋野昭子さん(69)は「潮干狩りはむつの春の風物詩。春の始まりなんですよ」と話しながら「小さいのが採れたねえ」と孫をほめていた。(伊東大治)