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 世界有数のウミガメの産卵地として知られる屋久島(鹿児島県屋久島町)北西部の永田浜で20日、島内で今季初となるアカウミガメの産卵が確認された。本格的な産卵シーズンを前に、調査活動を続けるNPO法人「屋久島うみがめ館」のスタッフが見つけ、約100個の卵を荒波が来ない浜辺の高い場所に埋め戻した。

 同日朝、白い砂浜に残されたウミガメの脚跡を同館スタッフが確認。産卵跡を掘り返すと、深さ約60センチの砂中からピンポン球大の白い卵が次々と姿を現した。

 同館によると、昨年に永田地区で確認された産卵は約1700回。5~7月には、ウミガメ保護のために同館などの指導による観察会が開かれ、観光客に参加を呼び掛けている。(屋久島通信員・武田剛)