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 「車輪による体操」とも呼ばれる競技「ラート」の国際大会「第9回世界ラートチームカップ」が21日、秋田市の秋田県立体育館で開かれ、約3千人が観戦した。上位の4カ国から男女16選手が出場し、ドイツが優勝、日本は2位だった。以下スイス、オランダと続いた。

 ラートは、直径約2メートルの鉄製の輪を平行につないだ器具を使い、回転させながら技の美しさや難易度を競う。日本代表で秋田県仙北市出身の高橋靖彦選手(33)=秋田ノーザンハピネッツ=は、ラートを斜めに回転させる種目「斜転」で、横の位置から渦を巻くように起き上がる独自の技を披露。秋田市出身の堀口文(あや)選手(29)=筑波大学特任助教=は、前後に回転させる種目「直転」で、ブリッジの姿勢から逆上がりのように回る技を繰り出し、それぞれ大きな拍手を浴びた。

 高橋選手は「地元で開催できて、夢のようにうれしい。気持ちを込めて演技ができた」。堀口選手は「応援をもらって強い気持ちで臨めた。精いっぱいを出せた」と話していた。(渡部耕平)