ご苦労を重ねたからこそ…雅子さまと交流した記者は思う

有料記事皇后になった雅子さま

斎藤智子

 昨年11月の園遊会

 雅子さまは、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた平成最後の園遊会に最後までとどまり、人々をもてなした。終了まで出席したのは15年ぶりのことだ。

 おめしものは、クリーム色の地に、鮮やかな紅葉がちりばめられた着物。かつて美智子さまから贈られた反物で作られたものという。おそらくは、初めて袖を通したのだろう。

 私には、この着物を選んだことが、美智子さまのあとを継ぐという決意表明のように感じられた。

 雅子さまに初めてお目にかかったのは1987年暮れ。国家公務員試験に合格する女性が増え、霞が関に女だけの「同期会」ができたというニュースの取材だった。当時24歳。東大法学部を中退し、外務省経済局に配属されていた。

 取材をきっかけに昼食にお誘いし、食事や映画にご一緒するようになった。

 外交官の父のもと、旧ソ連や…

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