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 21日に投開票された統一地方選後半戦。石川県内の当選者の平均年齢や女性の割合を、無投票だった川北と内灘の2町も含めた10市町議選の結果から探った。

 金沢、小松、輪島、珠洲、野々市の5市議選の当選者の平均年齢は58・8歳。川北、内灘、津幡、志賀、穴水の5町議選では63・4歳と町議の方が高い。当選した165人全員を年代別にみると、60代が最多で62人、続く70代は37人で、60~70代で全体の60%を占めた。30代は5人(全体の3%)にとどまり、20代は1人もいない。

 平均年齢を市町別に高い方からみると、穴水町69・2歳▽珠洲市65・7歳▽川北町65・8歳▽津幡町64・6歳▽志賀町60・7歳▽野々市市60・3歳▽輪島市59・7歳▽内灘町58・6歳▽小松市58・4歳▽金沢市55・9歳。奥能登で高さが目立つ。

 当選者の最高齢は、穴水町で9選した自民現職の浜崎音男氏(82)。一方、最年少は小松市議選で初当選した無所属新顔の竹田良平氏(30)と内灘町で無投票再選した無所属現職の米田一香氏(30)だった。

 今回は女性議員の増加を目指す候補者男女均等法ができて、初の統一地方選だった。女性候補者は無投票も含めて15人全員が当選し、改選前より2人増えた。金沢、小松、輪島、野々市の4市議選で計11人、内灘町、津幡町、穴水町で計4人。珠洲市と川北町、志賀町には女性候補者はいなかった。

 金沢市議選では改選前より2人多い7人が当選し、市選管が把握する1971年の市議選以降で最多となった。定数38に占める割合は18・4%。改選前より約5%アップした。同市議選で初当選した新顔の喜成清恵氏(48)は「女性議員が少ないから、女性や子育て家庭に向いた政策が作られない」と感じて立候補したという。民間団体主催の女性議員養成講座を受講し、立憲民主の公認で出馬。子ども食堂の充実や女性の登用を訴えた。当選確実の報を受けた21日夜は「女性政治リーダー塾を積極的にやっていきたい。高校生、中学生も参加できるような形でやっていきたい」と意欲を示した。

8市町の議員選 投票率過去最低

 21日投開票された石川県内の5市議選と3町議選の投票率はいずれも記録の残る限り、過去最低となった。最も低かった金沢市議選は36・33%(前回40・37%)で、初めて4割を下回った。最も高かった珠洲市議選も77・78%で、2015年の前回より3・73ポイント低かった。

 一方、24年ぶりの選挙戦となった川北町長選の投票率は1995年と比べると9・95ポイント低いものの86・93%だった。