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 統一地方選後半戦として21日に投開票された宝塚市議選(定数26)では、前回より1人多い女性10人が当選した。一方、小野市議選(同16)で女性候補7人全員が、播磨町議選(同14)では女性候補6人が、それぞれ当選を果たした。

 女性比率は小野市で43・8%と県内でトップに。播磨町は42・9%と2位になり、いずれも4割を超えた。宝塚市は38・5%と、これまでトップだった川西市と並んで3位となった。

 宝塚市議選には33人が立候補した。女性候補は13人で、このうち10人が当選した。維新新顔の村松杏奈氏(31)は女性候補では最多の3684票を得て初当選した。選挙戦では働く世代や子育て世代に選ばれるまちづくりを訴え、自転車で市内を回った。「多くの有権者の期待に応えられるよう頑張りたい」と語った。

 市によると、1995年に2人だった女性市議はその後増え続け、今回の10人は、市が54年に誕生してから最多という。

 女性市議の増加に、立憲現職で5選を決めた北野聡子氏(66)は「生活者の視点から考え、政治の場で発信する女性が増えることは喜ばしい。党派を超えた女性議員としてのつながりも大切にしたい」と話した。

 一昨年の宝塚市長選に挑み、今回市議への返り咲きを果たした無所属元職の山本敬子氏(68)は「社会的に不利な立場に置かれている女性はまだ多い。様々な立場の女性が市議会で活躍して社会を変えていかなければ」と話した。(太田康夫)