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 世界的サックスプレーヤーの渡辺貞夫さん(86)率いるクインテットのライブが20、21の両日、岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」であった。連日百人近いファンらが、ジャズスタンダードからラテン調のフュージョンまで、熱気あふれる「ナベサダの世界」に酔いしれた。

 21日夜は、セネガル出身のンジャセ・ニャンさんのエネルギッシュで激しいジャンベ(西アフリカの伝統太鼓)との競演やアルトサックスによる甘いバラード、ボサノバの名曲「黒いオルフェ」、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」も披露された。福岡市から空路で駆けつけた40代の女性は「このベイシーの雰囲気でしか聴けない独特のナベサダでした」と満足そうだった。(本田雅和)