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 統一地方選の東京都江戸川区議選(21日投票、22日開票)で、立憲民主公認で立候補したインド出身のよぎ(本名プラニク・ヨゲンドラ)さん(41)が初当選した。6477票を得て、5番目で当選したよぎさんは22日、民族衣装をまとい、「日本人と外国人の架け橋になりたい」と抱負を語った。

 初来日は大学生だった1997年。「清潔で、みんなが親切だった」。2年後に日本に留学した。2001年には日本国内の企業にエンジニアとしてやってきた。

 銀行などに転職しつつ、日本社会に根付くきっかけとなったのが東日本大震災だった。江戸川区のインド人仲間と週末を利用して被災地を訪れた。カレーを作り、日本語で話しかけると笑顔がかえってきた。「自分はもう日本の人になったんだな」と感じた。翌年、日本国籍を取得した。

 政治の道を目指したのは、大好きな日本の地域のために尽くしたいと思ったから。江戸川区には国内のインド人の1割以上に当たる約4300人が暮らす。中国人や韓国人らも多いが、子どもたちを中心に日本語が分からない人たちはコミュニティーから孤立しているようにみえた。「日本での20年の経験を生かし、国籍、年齢、障害の有無も飛び越えて、みんなをつなげられる議員になりたい」(清水大輔)