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 統一地方選の後半戦は21日、川南町長選と14市町村議選が投開票された。投票率は宮崎市議選で初めて40%を割り込むなど、14の選挙で過去最低を更新した。

 宮崎市議選の投票率は72・15%だった1979年以降、11回連続で下落。無投票だった小林市議選を除き、5市議選はすべて過去最低を更新した。川南町長選も過去最低。9町村議選は、町長選があった川南町以外は記録が確認できる1991年以降では過去最低だった。

 夏の参院選で与党と対峙(たいじ)することになる野党勢力は明暗が分かれた。

 立憲は宮崎市議選で公認2人と推薦1人が立候補したが、推薦候補が落選。共産は同市議選で1議席増をめざし3人(現職2人、新顔1人)を擁立したが、現職2人が落選した。日南市議選で前回4議席を確保した社民は1減の公認3人で臨んだが、2議席にとどまった。

 一方、国民は市議選に公認10人を擁立し、全員が当選した。延岡市議選で7議席から8議席に増やし、議席がなかった宮崎、日向両市議選でそれぞれ1議席を確保した。党県連の田口雄二代表は「これ以上ない結果だ」と述べた。

 今回は、候補者をできる限り男女同数にするよう政党に求める候補者男女均等法(日本版パリテ)ができて初めての統一選だった。宮崎、延岡、日南、小林、日向、串間の6市議選(総定数140)で女性の当選者は19人だった。

 川南町長選では元町議の三原明美氏(63)が県内初の女性首長をめざしたが、8年の実績を掲げた現職に敗れた。三原氏は涙をこらえながら「私が出ることで町民の皆さんが町政を考えるきっかけになった。町を変えたいという思いが届かなかったのは残念」と敗戦の弁を述べた。(菊地洋行、伊藤秀樹)

票数と投票者 11票差が出る

 宮崎市選挙管理委員会は、21日に投開票された市議選で、投票用紙の数が投票者数より11票多かったと明らかにした。投票者数11万9377人に対し、実際の票は無効票を含めて11万9388票だった。原因は調査中。当落に影響はないという。(松本真弥)