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 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が22日、東京地検特捜部に追起訴された。最初の逮捕から5カ月。弁護団は「捜査は一区切りした」と述べ、早期の保釈を求めた。

 「起訴されたことは想定通り」

 22日夕に報道陣の取材に応じた弁護団の弘中惇一郎弁護士は、ゴーン前会長に対する4回目の起訴にも強気な姿勢を崩さなかった。

 弘中氏は「一刻も早く無罪を明らかにするためには、保釈を認めてもらい、ディフェンスできるようにしたい」と早期の保釈を目指す考えを明らかにした。23日以降、東京地裁の裁判官と面会し、保釈の必要性を訴えるという。

 4回目の逮捕で見送られた前会長の記者会見については、「保釈されたあとで(前会長と)話したい」と述べた。

 また、弁護団の高野隆弁護士は自身のブログで、取り調べは逮捕翌日の5日から21日まで17日間連日行われ、計約72時間と説明。「供述拒否の意思を明確に伝えているが、検察官は無視して密室の中で毎日4時間前後の尋問を行っている」と批判した。

 一方、22日午後に開かれた東京地検の久木元(くきもと)伸・次席検事の定例会見では、これまでと同様、参加した海外メディアから特捜部の捜査手法に対して疑問が呈された。「取り調べが朝晩、長時間という声もある」と指摘されると、久木元氏は「少なくともご飯を食べさせないとか、寝る時間も与えないとかいうことは絶対ありません」と否定。「そのような配慮はきちんとやっている」と述べた。

■保釈はい…

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