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 「将来はプロ野球選手」「小説家になりたいです」

 横浜DeNAベイスターズの選手が横浜市内の小学校を訪れ、児童たちの夢に耳を傾けた。あこがれのプロ野球選手を前に緊張していた児童らも、キャッチボールなどの交流を通じて次第に笑顔になり、夢を持つことの大切さを学んだ。

 ベイスターズの選手が小学校を訪問する「星に願いを」プロジェクトは2010年から始まり、これまでに162校を訪問。4月に実施されたこの日は、今永昇太選手と関根大気選手が横浜市鶴見区の潮田小学校をサプライズ訪問し、6年生103人と交流した。

 潮田小は、今年2月にコンビニエンスストア「ローソン」とパンの共同開発をするなど、社会人と触れ合うキャリア教育を大切にしている。この日、児童らは、選手が訪問することを知らされずに、DeNAの社員から職業について学ぶという前提で、体育館に集まっていた。ユニホーム姿で今永、関根両選手が突然、登場すると、児童らからは大きな歓声と拍手が起こった。

 児童らは事前に書いた「将来の夢」と「そのために取り組んでいること」を発表。今永、関根両選手のアドバイスに耳を傾けた。

 北原衣織さん(11)は、「三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)を訪れ、将来は漫画家か映画監督になって人を喜ばせたいと思うようになった」と発表した。毎日、手の細やかな動きなどを描いて練習をしているという。関根選手は「自分のためだけでなく人のためと思える気持ちは素晴らしい」と声をかけた。北原さんは「いろいろな人のアドバイスを聞いて、もっと頑張りたい」と話した。

 発表後は、両選手がキャッチボールを披露。間近で見るプロの球のスピードに驚きの声が上がった。生まれて初めてキャッチボールをしたという今井りえさん(11)は「最初は怖くてボールを捕れなかったけど、楽しかった」。今永選手は、「皆が今井さんにがんばれと応援する姿が素晴らしかった。応援する気持ちも持ちながら、夢に挑戦し続けて」と話した。

 関根選手は、自ら手を挙げて夢を語る子どもたちを頼もしく感じ、「球界一のセンターになりたいという自分自身の夢がどうしたらかなうのか、考えるいいきっかけになった」。(鈴木孝英)

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