拡大する写真・図版 水俣病の犠牲になった祖父の写真を示す緒方正実さん=2019年4月18日午後4時29分、熊本県水俣市の水俣病資料館、奥正光撮影

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 「代替わり」する5月1日、水俣病は公式確認から63年を迎える。天皇、皇后両陛下はかつて熊本県水俣市を訪れ、患者の声に耳を傾けた。そのとき言葉をかけられた患者の一人は、自身の生き様を語り継いでいく決意を新たにした。

 「原因企業チッソだけが悪いとも、2歳の時に高濃度の水銀に汚染されているのを知りながら見捨てた行政だけが悪いとも思っていない。水俣病と向き合わず、ごまかし続けてきた私が一番悪かった……。これからは正直に生きます」

 語り部の緒方正実さん(61)は今月4日、5年半前に両陛下に伝えた言葉を、水俣市を訪れた熊本県の新規採用職員に明かした。水俣病と向き合うまでに長い時間を要した自分に誓った「正直に生きる」という講話のテーマは、あの日から変わっていない。

 両陛下は2013年10月、「…

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