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 長野県松本市の温泉街で、本好きの信州大生が3年前に始めた古本屋「おんせんブックス」が、13日で閉店することになった。店を構えたことで、様々な人や本との出会いがあった。インターネットが普及し、様々な本がワンクリックで買える時代。店主の越智風花さん(25)は「本屋には、『自分が興味のあること』に気づかせてくれる力があると、改めて感じた」と話している。

 JR松本駅から北東に約5キロの浅間温泉。その一角のシェアハウスの中に店はある。玄関で靴を脱いで入る6畳の小さな和室。小説から図鑑、絵本など500冊ほどが並ぶ。越智さん自身が元々持っていた本や、客やほかの書店から買い取ったものなど。価格は数百円~千円前後が主だという。

 開店のきっかけは2016年にさかのぼる。もともと、このシェアハウスの住人だった越智さん。愛媛県の実家では本に囲まれて育ち、大学進学で松本市に引っ越してからも、街の本屋巡りが好きだった。「将来は本屋になりたいな」。そんな夢を持ちつつ、就職活動では、出版業界をめざすことも考えていた。そんな話を大家の石川裕之さん(34)にしたときだった。「だったら、うちの部屋借りて本屋やれば?」

 突然の提案に面食らった。まだ…

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