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患者を生きる・食べる「色の区別つかない」(4)

 大阪府の特別支援学校教員、谷口順子さん(44)は、2014年に神経の難病「多発性硬化症」になり、すべてが青く見えるようになった。肉の焼け具合を判断したり、新鮮な食材を選んだりできなくなった。

 だが、料理はやめなかった。一緒に暮らす母恵美さん(71)は調理師で小学校で給食を作っていた。だが、母にはできる限り頼らずに作るようにした。

 すると、だんだん色がわからなくても、うまく作るコツをつかんできた。皮と中身の色が似ている根菜の皮むきは苦手だったが、皮をむくと微妙な汁気が出る。それを頼りにどこまで皮をむいたか判断できるようになった。肉が焼けたかどうかは、においでほぼわかるようになった。

 15年1月、2日に1回の皮下…

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