勝田敏彦
タレントの堀ちえみさんが公表した舌がんなど、口の中にできる「口腔(こうくう)がん」は、治療のために手術を受けると、食事や会話が難しくなり、「生活の質」が大きく下がります。口内炎かなと思っていて後に見つかることもあります。どうすれば異常に気付けるのでしょうか。
酒好きで毎日1箱のペースでたばこを吸っていた東京都内の60代男性は3年ほど前、口内炎が治らず痛みが強まったため、かかりつけの歯科医院を受診した。
歯科医師は「口腔がんの可能性がある」と、大学病院の口腔外科を紹介した。口の中の細胞をブラシで採り調べる検査を受けると、「悪性を疑うが確定的ではない」との結果だった。症状がなかなかよくならないため、舌の縁の粘膜と筋肉の一部を切除する手術を受け、組織を調べると早期のがんとわかった。
男性は、酒もたばこもやめた。…
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朝日新聞社会部