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 幼稚園のお絵かきで使うクーピーペンシルなどを手がけるサクラクレパスが、大人の筆記具のメーカーに脱皮しようとしている。まず開発した高級ボールペンは、クーピーの面影を残すデザインが「どこか懐かしい」と評判で、上々の滑り出しだ。

 2017年に新ブランド「サクラクラフトラボ」を立ち上げ、3商品を売り出した。

 真鍮(しんちゅう)を削りだしたビンテージ調のボールペン「001」は、同じ黒でも、微妙に異なる5色をそろえた。税別5千円。

 見た目が細長いクーピーに最も近い「002」は、クーピーの標準10色を本体の色に使った。インクはいずれも黒。クリップは別売りで、付けなければ本物のクーピーのようだ。同2200円。

 同社のオイルパステル「クレパス」をイメージした短く丸っこいデザインの「003」は、ずっしりとした重さが特徴だ。アルミと真鍮の2種類あるが、真鍮製は55グラムで、一般的なプラスチック製のボールペンの5倍ほど。紙にペン先を乗せると、自然に走り出す独特の書き味が人気だという。同8千円。

 重いため、長時間の使用には向かない。だが、西村彦四郎社長は「長文を書くだけが筆記具ではない。契約書や会計時のサインなど、大事な瞬間に使えばいい」。個性的な文具は、その使い道も新しい発想で良いと割り切っている。

 大人向けの商品に乗り出すのは…

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