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 米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)所属のF15戦闘機が昨年6月、那覇市の南120キロ沖で墜落した事故について、米空軍は操縦ミスが原因だったとする調査結果をまとめた。米政府から情報提供を受けた防衛省が24日、発表した。

 防衛省によると、事故機は訓練中、垂直上昇を始めたものの推進力が足りず機首が下降。姿勢を立て直すべきところ、操縦桿(かん)を前へ押して機首をさらに下げる誤った操作をした。機体が制御不能になり、操縦士は緊急脱出した。敵役のF22の動きに集中するあまり、上下左右の感覚を失う空間識失調に陥っていたとみられるという。

 米軍は、機首が下がった状況下での対処訓練を追加するなど、再発防止策を取ったという。(古城博隆)