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 自民党の二階俊博幹事長は24日、安倍晋三首相の特使として中国・北京を訪問し、習近平(シーチンピン)国家主席と人民大会堂で会談した。二階氏によると、習氏は6月に大阪市で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20)への出席を表明。「首相と会うのを楽しみにしている。(G20の)成功を支持する」と述べたという。

 二階氏は首相の親書を習氏に手渡し、約20分間会談した。国家主席の来日が実現すれば、2010年の胡錦濤(フーチンタオ)氏以来となる。二階氏は記者団に「日中関係の新時代を開く訪日になると思うし、そうしなければならない」と語った。

 二階氏は会談で、東京電力福島第一原発事故を理由にした日本産食品の輸入規制について「(規制解除に)進展があれば、日本国民も喜ぶ」と要請。習氏は「科学的根拠と安全第一を考えて対応している」と述べるにとどめたという。(北京=明楽麻子)