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 入部したばかりの1年生に上級生が優しく声をかけていた。大きな楽器を一緒に支え、ときどきお手本を見せる。まずは音を出すところから始める。副部長でアルトサックスの高橋菜摘さん(3年)は「初めて楽器を持つ子もいるので、『温かい息を入れるんだよ』と、具体的な言い方で教えるようにしています。私もそうやって教わってきたので」。

 「一心不乱」をスローガンに掲げ、チームワークを高めて取り組むのが、卒業式での「第九」演奏だ。1、2年生部員が原曲のオーケストラ部分を演奏し、卒業生がドイツ語で合唱する。30年ほど前から続く伝統で、全国でも珍しいという。吹奏楽ではあまり演奏しない曲で、普段は使わない音も出てくる。部長でフルートの畠山葵さん(3年)は「第九はコンクールと同じくらい大事にしています」と話す。

 演奏はホルンの音で始まる。会場の注目が集まる瞬間だ。副部長でホルンの金子初音さん(同)は「すごい緊張感で手が震えたけれど、『私はできる』って心の中で唱えて音を出しました」。

 12月のアンサンブルコンテス…

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